歴史に残るオリンピックと街の景色

こんにちは。編集長の角田です。
私事になりますが実はこの6月から新たに大阪での生活を開始しています。
まちの自叙伝屋もついに全国区に(?)なりました。
さて、今日本は歴史に残る大きなイベントが始まろうとしています。
東京オリンピックです!
日本にまたオリンピックがやってくる!そんなワクワクが全国で沸き起こったのも
きっと去年の3月までだったのではないでしょうか。
筆者の友人にはオリンピック代表入りを目指していたアスリートが何人かいますが、
最近そういったアスリートの声に注目が集まっています。
ときには、オリンピックの開催可否について
ときには、ワクチンの優先接種について
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/23130
ただ我々としては今日もやはり、まちの声を聞いてみました。
「いや~オリンピック。楽しみは楽しみですけど、見て盛り上がるのにも周りの目が気になりますね。それで騒いで楽しんでていいのかなって。とはいえ、緊急事態宣言が解除になりそうなので飲みに行く予定はあるんですけど、なんだかオリンピックに関しては公式なお祭りなので気持ちが複雑というか」
そう語るのは、タケシさん(仮名/42歳)。
シャッター通りと化してしまった大阪北新地の本通りの入り口ですれ違った会社員の男性だ。
「最近では、もう8時以降にお店が開くことばかり祈ってます。仕事は通常通りあるので、お酒を飲みたいとかではなくて、純粋に夕食を食べて帰る場所がなくてつらいですね」
改めて話をオリンピックに戻してお話を伺ってみると
「とはいえお祭りといえばお酒、家でしみじみとみるものではなくて、やっぱりテレビのある居酒屋や、家族で集まってTVの前でゆっくり見たい。でも、家族とはいえ実家に返ったりするのはまだまだワクチン接種の実施状況からみても怖いし、間に合わないと思う。子供とは見れても、私は親の声聞きたいですね。前のオリンピックから日本がどう変わったのか、とか。前はどんなんだったのか、とか。でも、このオリンピックはそうじゃない」
オリンピックそのものはワクワクしていそうなタケシさんだったが、楽しみ方にモヤモヤが残るようだ。
「ひとりひとりができる対策をしながら、可能な範囲でこの一大イベントを楽しんでほしい。」
筆者はそう考えるが、そのためにできることってなんだろう。
オリンピックを高齢の親と一緒に楽しむためにはやはりオンライン飲みかと思うが、高齢の親がZOOMやスカイプ、ライン通話をうまく活用しきれるだろうか。
何かやはりデジタルのリテラシーを高めていくサービスを我々も行っていきたい。
取材日」2021/06/18